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レポート
Dr.Bが臨床検査技師さんに取材しました 長野中央病院レポート
技術職もスキルアップ
長野中央病院の臨床検査科には現在32人の臨床検査技師が在籍している。幅広い年代のスタッフがそろう当該科では、各世代が持てる力を発揮し、協力し合いながら24時間365日体制で検査を行っている。
スタッフは日々の検査業務の質を高めると同時に、専門技術の習得と研鑚に努め、約7割が何らかの認定資格を保有している。一例を挙げると、糖尿病患者さんへの生活指導には「糖尿病療養指導士」という認定資格を持った臨床検査技師が関わっている。彼らは、糖尿病に関する高度な知識と検査技術を生かし、その治療においてもっとも重要な「自己管理」を患者さんが上手に続けることができるようにサポートしていくスタッフだ。
また、療養指導以外に糖尿病予防に関する啓発活動や学習会での講師を務めるなど、幅広く活躍している。
このように臨床検査技師は、その専門性を生かし患者さんを支えるチームの一員として今後も需要な役割を担い続ける。