検査の豆知識 2019年

Q.自律神経機能検査とは?
 自律神経機能検査とは、おもに糖尿病の合併症である神経障害を調べる検査です。糖尿病で血糖値が高い状態が長く続くと、自律神経や感覚神経などが障害されてしまいます。自律神経は、内臓や血管などの働きを調節し、体温や血圧を一定に保つ役割をしています。この自律神経が障害されると、立ち上がったときに血圧が下がってふらついたり、低血糖症状を自覚できなくなってしまいます。
 検査方法はベッドに仰向けに寝て、 心電図を2分程度記録し、心臓が動く1拍ずつの間隔のばらつき具合をみます。本来心臓は拍動する間隔が微妙に変化していますが、自律神経が障害されていると、この間隔の変動が少なくなります。
 神経障害を軽症のうちに発見し、血糖コントロールや適切な治療を行うことで重症化を防ぐことが大切です。

Q.CRPの検査
 CRP(C反応性蛋白)とは、体内で炎症反応が起きている時に増加する血液中のたんぱく質のひとつで、採血することで測定ができます。
 CRPは健常者ではほとんど検出されませんが、細菌による感染症や膠原病(こうげんびょう)などの炎症性疾患、外傷や腫瘍などが原因で起こる細胞の破壊が存在すると値が上昇します。ただし、これら の炎症が起こってからCRPが上昇するまでには時間差があります。炎症発生後6時間程度から上がり始め、2~3日後に最高値を示し、治療によって炎症がおさまると値は下がります。
 CRPは数値により炎症の程度を推定でき、治療効果の判定にも用いますが、炎症が起こっている部位や臓器の特定はできません。その原因について調べるためには診察や他の血液検査、画像検査などを行い総合的に判断する必要があります。

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