腎不全の患者様に血液透析・腹膜透析を中心とした治療を行うところです。
透析だけでなく、血漿交換など様々な血液浄化に対応しています。
また、昼間仕事をされている患者様のために、夜間透析も行っています。
血液浄化療法センターの1日
08:45 プライミング
血液回路・ダイアライザー内の空気を抜くと同時に生理食塩水で充墳、微粒物質の洗浄を行います。
08:55 体重測定
当日の患者様の体重を測定し、透析間の体重増加量を確認します。
09:05 透析開始
患者様の体調・シャント肢の観察をし、安全に透析が出来るよう情報収集をします。穿刺(血管へ針を刺す)を行い、患者様と除水量を確認し透析を開始します。
11:00 療養相談・状態の観察
患者様だけでなく家族の方ともコミュニケーションをとり日常生活や治療に対して傾聴しサポートしています。
また、1時間ごとバイタルサインチェックし体調の変化を観察します。
14:00 透析終了(返血)
透析を終えた患者様の血液を体内へ安全に戻していきます。
終了後に体調不良を訴える事があるので最後まで観察しています。
16:00 スタッフカンファレンス
透析が終了するとすべてのスタッフが集合し、その日に気になった患者様の情報・療養相談の内容を共有・相談していきます。
その結果をもとに医師へ相談し治療の方針の決定へ発展しています。
16:30 翌日の準備
ベッドの配置・血液回路を機械へセッティング・採血スピッツの配布をします。
17:15 お疲れさまでした!
スタッフ
医師・看護師・臨床工学技士・看護助手・事務といった他職種が集まり、それぞれの力を発揮し安全で質の高い透析を提供するため、お互いの長所を伸ばしながら業務にあたっています。
また、末期腎不全の患者様が自分の治療を選択するための援助も行っています。