総合診療科病棟・小児科
総合診療病棟とは確定診断がつくまで多くの検査を行い各科の専門医と協力しながら幅広い視野で病態を観察し総合的な治療・診断に当たっている病棟です。急性期の小児の入院も受けています。
2階南病棟の総合診療科では、医師・看護師・薬剤師・栄養士・リハビリ科・医療ソーシャルワーカーなど多職種が統一した医療の提供ができるように週に1回カンファレンスの時間が設けられています。また、小児科の入院は少ないですが、1日も早く元気になってもらえるよう、全員で力を合わせています。
また、2階南病棟は研修医の研修病棟でもあります。研修医が主治医となり専門医の医師の助言を受けながら患者様を受け持たせて頂き治療を行っています。研修医とともに看護師も多くの疾患を学習でき学びの多い病棟です。
ウォーキングカンファレンス
ウォーキングカンファレンスとは、療養上の問題を患者様と一緒に考え共有しより良い医療の提供に繋げられるように行っているものです。毎朝患者様1人1人のお部屋へ医師・看護師・薬剤師・栄養士などの多職種で伺い、朝の挨拶やその日の患者様が不安に思うことがあれば、その場で解決できることもあります。看護師点として、生活の基本の「食べて、動いて、出して、寝る」の実践を目指しています。
入院生活を支える取り組み
2階南病棟の入院患者様は高齢の方も多く、その対策としてさまざまな取り組みを行っています。
・病棟班会では、患者様とともに健康体操をしたり、食堂での風船バレーなどのレクレーションを企画したりしています。
・見守りボランティアを2015年11月より導入し、話相手など患者様の気分転換や焦燥感の軽減につなげています。
治療と生活の共存、当たり前の日常が当たり前に過ごせる、そんな病棟を目指しています。