心臓は、全身に血液とともに酸素を供給する役割をしています。血液は全身に酸素を届け、また心臓に戻ってきます。この一連の動きは休むことなく、1日におよそ10万回も繰り返されています。この血液の流れを一方向に維持するため、心臓には4つの部屋があり、それぞれにドアの役割を果たす弁がついています。右心房と右心室の弁が「三尖弁」、右心室と肺動脈の間の弁が「肺動脈弁」、左心房と左心室の間にあるのが「僧帽弁」、左心室と全身をめぐる大動脈の間にあるのが「大動脈弁」です。
経カテーテル的大動脈弁置換術
TAVI(経カテーテル大動脈弁置換術)は2013年10月より保険適用となった、大動脈弁狭窄症の新しいカテーテル治療法です。 当院は長野県内で5番目に施設認定を取得し、2021年9月からTAVI治療を開始しています。