足病変の予防 ―フットケアが大切―

足病変の予防 ―フットケアが大切―

2024年12月01日

血液浄化療法センターでは、日頃から患者さんのフットケアをしています。本人は「何ともない」と言っていても、実際は水虫(白癬)や巻き爪、肥厚爪(厚くなった爪)など、何かしらの足病変を持っている方を多く見受けます。
高齢になると視力の低下や、体の動きにくさで自分自身の足の手入れができなくなってきます。また、糖尿病の持病がある場合は、血管障害、神経障害を合併していると足病変が重症化することがあります。
生涯自分の足で立ち歩くことができるよう、日頃から足の「観察」や「ケア」を心がけましょう。足病変の予防、早期発見のために必要となります。

爪切りのポイントについて解説します。
・誤って傷を作らないよう、明るい場所で爪を切る。
・入浴・足浴後の柔らかくなった爪を切る。
・深爪しないようにする。
・巻き爪予防に、爪の両側を切りすぎない。