医師事務作業補助者の仕事とは
2024年11月01日
医療事務というとどんな仕事を思い浮かべますか。受付・窓口業務、医療費の計算・会計(レセプト作成)などでしょうか。これらの業務は、医師事務作業補助者はやってはいけない業務と決められています。
医師事務作業補助者は「医師が行う事務作業」を担当する専門職であり、医師から指示された業務以外は行うことができません。それは、医師が本来の診療行為に専念できるよう医師の業務負担を軽減し、医療の質を向上、医師の働き方改革に貢献する役割を担っているからです。
具体的な業務内容として、医師が行う事務作業の中で最も大変とされる医療文書(診断書・紹介状など)の作成の代行、外来患者の検査案内・予約の管理などがあり、専門的な知識が必要です。当院では、医師支援課という部署で仕事をしています。皆さんが利用するところでは、検査予約センターに従事する職員が医師事務作業補助者です。
また、医師事務作業補助者の配置を評価した「医師事務作業補助体制加算」という診療報酬も入院初日に限り算定できるようになります。