転倒を予防しましょう

転倒を予防しましょう

2024年09月01日

転倒した人の8割以上が、通院や入院が必要なケガをしており、介護が必要な状態になりやすいと言われています。転倒は、バランス能力や筋力の低下などによって引き起こされるイメージがあると思いますが、それだけではありません。認知・視覚・聴覚の機能・薬剤や環境の影響など、さまざまな要因で転倒を引き起こします。転倒予防には、頭と体を同時に動かす運動も大切です。
今回は、頭と体を同時に動かす運動を2つ紹介します。

(1)足踏み+思い出し運動

・なるべく早く足踏みしましょう。
・足踏みしたまま、5秒間言葉(野菜や果物の名前など)を連続して発しましょう。
・5秒間を5セット行いましょう。
※立った状態が危険であれば座って行っても良いです。

(2)前後ステップ+思い出し運動

①左足を前→②右足を前→③左足を後ろ→④右足を後ろ
・足を動かすタイミングで言葉を発しましょう。
・果物から動物など、言葉を変更しながら1分間を3セット足踏みします。