入院時の栄養量は

入院時の栄養量は

2022年07月01日

入院中の食事は、患者さんの年齢や病状によって適切な栄養量を医師の指示に基づき提供しています。
 献立は、日本人の食事摂取基準から1日当たりの目標が充足するように、食品別に目安量を決め作成しています。日本人の食事摂取基準は健康増進法の規定により厚生労働大臣が定めるもので5年ごとに改定し現在は2020年版の活用です。国民の健康の保持・増進、生活習慣病の予防のため、エネルギー及び栄養素の量の基準が定められたものです。患者さん個々にあった食事の提供のため改定にそった目標量の変更を行っています。
 2015年版からの改定で変更した項目は、塩分の目標量減少や(男性8gから7・5g 女性7gから6・5g)食物繊維量の必要量の増加(20g)、カルシウム推奨量の増加(800mg)等がありました。年齢区分の細分化ではエネルギー量の増加が多くありました。