不必要な被ばくを 防いでいます。

不必要な被ばくを 防いでいます。

2023年12月01日

診療放射線技師は、レントゲン、CT、X線透視装置などを使い検査を行っています。これら放射線機器を使用している撮影室では、部屋の外に放射線が漏洩していないか確認する必要があります。 
もともと装置設置時には部屋の扉や壁には放射線が撮影室外に漏洩しないような工夫(遮蔽のために鉛板、コンクリートなど使用)がされています。さらに〝漏洩線量測定〟ということを行っています。法律に則り、放射線測定器(写真1)を用いて、6か月を超えない期間毎に1回の頻度で各撮影室の外側から漏洩線量測定を行っています。(写真2)
放射線が漏洩しているかを目で見て確認することはできません。漏洩線量測定を定期的に行うことで、撮影室の外にいる患者さんや家族、医療従事者が不必要な被ばくをしていないかを確認しています。