熱中症が気になる季節の水分補給
2024年06月01日
これからの暑い時期には熱中症に注意が必要です。人間の体は、かいた汗が蒸発することで体表温度を下げ体温調節をしていますが、人間の体に貯めておける水分量は加齢とともに減少するため、年齢を重ねるにつれて熱中症のリスクは高まってきます。また、高齢になると気温の変化に対する感覚が鈍くなることもあるため、のどが渇いていなくても意識的に水分補給を行うことが大事になります。
熱中症予防の水分補給として、日本スポーツ協会では0.1~0.2%の塩分と、糖質を含んだものが推奨されているようです。ただ塩分の多い食品を意識してとろうとしてとりすぎになったり、スポーツドリンクの飲みすぎは糖質のとりすぎで血糖値が上昇したりする可能性があります。
普段の水分補給としては、水やお茶(できればカフェインの少ないもの)、カロリーオフのスポーツドリンクにして、熱中症の恐れが高いときには経口補水液などを利用してみてはいかがでしょうか。