長野中央病院の調理システム
2021年12月01日
長野中央病院では、地下の厨房から患者さんの食事を3 6 5 日、朝昼晩と出しています。患者さんの状態にあった食事を提供するために栄養士が献立を決め、調理師が調理しています。
当院では「新調理システム」の調理・保存法のひとつとして「クックチル」のシステムを取り入れています。加熱調理した食品を急速冷却し、喫食時間に合わせて再加熱し提供する調理システムのことです。加熱方法としてスチームコンベクションオーブンを利用しています。「煮る」「炊く」「炒める」などができる多機能な加熱機器です。 中心温度85℃で1分以上の加熱し、ブラストチラーで90分以内に3℃以下に冷却することによって食中毒を防ぎながら、冷蔵庫保管で3日間保存し提供当日に再加熱し提供することができます。
この業務を週3回行うことで業務の効率化を図り、煮物などは味が良くしみたおいしい料理を提供することができるというメリットもあります。