転倒しないコツは自宅内の意外な場所の整理整頓!
2024年02月01日
転倒と聞くと「私は大丈夫だろう」「まだ転ぶ年齢ではない」と思う方もいると思います。しかし、65歳以上の方は1年間で3人に1人は転倒すると言われています。転倒すると約70%の確率で通院や入院が必要な怪我を負うことが分かっています。さらに転倒の怪我をきっかけに介護状態となってしまうこともあります。 では転倒を予防するにはどうすれば良いでしょうか。すぐに取り組めるのは環境の整備です。
転倒の多くは自宅内で発生します。転倒で想像する場所は、段差の多い玄関や滑りやすい浴室です。しかし、意外にも最も転倒が多いのは「居間・リビング」です。転倒の要因として、床にある座布団やラグマット、衣類、新聞、電気コードなどに引っかかることが挙げられます。整理整頓を心がけ、居間・リビングの環境を見直すことが転倒予防の第一歩です。 また、転倒予防には筋力や姿勢など身体機能も大切です。チェックシーで点数化して自分が転倒しやすい状態かどうか確認してみましょう。