ご挨拶

院長挨拶

写真:院長 番場 誉

1979年に長野医療生協が旧厚生会長野中央病院を継承したのが現在の長野中央病院の始まりです。 それからおよそ45年、長野市街地の中心に位置しICUやHCUなどを持つ急性期病院として長野中央病院は発展してまいりました。 これは職員の力のみならず、連携して地域医療を支えてくださる開業医・近隣病院さま方のご理解ご協力があったからこそできた発展です。
また、私たちを信頼しご利用いただき、感謝の言葉だけでなく様々なご指摘・提案で私たちを励ましてくださった患者さん、そして出資や運営によって支えてくださった地域の全ての方々のおかげであり、心より感謝を申し上げます。

当院は基本理念として、人が人として尊重される医療活動を通して誰もが住みよいまちづくりに貢献することを掲げてきました。 3年間続いたコロナ禍では医療を含めた様々な活動において自粛が進む中、地域の医療機関と協力することで当院ならではの「全人的医療」を展開しながら総合的な医療と高度専門性を二本柱に地域の中で貢献させていただきました。 新型コロナウイルス感染症が5類移行となり地域住民・患者さんの行動様式や働き方、価値観が変化する中で私たちが地域の中で果たすべき役割も変化してきていると実感しております。
医療機関としては新型コロナウイルスがなくなるわけではありませんので新たな対応方法も模索しながら引き続き積極的にコロナ対応を行っていきたいと考えております。

一方、当院は長野医療圏の急性期医療を担い、地域医療を支えていくという使命もあります。 住民・患者さんのみならず地域の医療機関からも信頼される病院として紹介患者さんへの治療と救急医療を中心とした地域のニーズに沿った運営を心掛け、職員一丸となって努力いたします。
これからも皆さまのご協力・ご厚誼を心よりお願い申し上げます。

長野医療生活協同組合 長野中央病院
院長 番場 誉